アトピー性皮膚炎 顔、頭部、胸が赤い 生理不順で偏頭痛の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
35歳 女性
子供の頃からアトピー性皮膚炎で顔、頭部、胸が赤くなり、だんだん広がって体全身も赤くなり痒みも酷い状態の為、来店されました。
初めは皮膚科へ行かれて外用の薬をもらっていたが、今はステロイドをすべてやめていきたようです。
以前はマイザー、リドメックス、ビーソフテンなどをもらったそうです。
使ってみたようですが良くならないようで今は使っていないようです。
体も疲れやすく、フワフワしたり、イライラしやすいようです。
生理不順で偏頭痛、肩こりも酷いようです。
中国医学的に『血熱旺盛』、『痒疹紅皮』、『気虚肝鬱』の状態と考えられます。
その為、体の中の熱毒素、老廃物を体の外へ排泄して解毒する漢方、消化不慮を起こさせないようにする漢方、体力を補っていく漢方、ストレスを晴らしていく漢方などをお渡ししました。
すると1ヶ月ほどして顔の赤みがとれて痒みも治まってきましたという報告を受けました
3ヶ月、半年と続けていくうちに皮膚のジュクつき、腫れ、赤み、痒みがだいぶマシになられました。
体調がいいため、継続されておられました。
漢方を飲んで8ヶ月目に入り、体調が良くなったためか、赤ちゃんが授かりましたという報告を受けました。
アトピー性皮膚炎も良くなり、赤ちゃんも授かるなんてとすごく喜んでおられます。
引き続き妊娠中も飲める漢方、皮膚の状態を維持していく漢方を続けて頂いております。
中国医学の考え方は、皮膚の炎症は体の中から出てきます。
毎日の食生活、環境、生活リズムに影響を受けやすくなります。
甘い物、脂っこい物、刺激物、味の濃い物、動物性タンパク質などの摂りすぎは胃腸に負担がかかり、皮膚の炎症が悪化しやすくなります。
また、季節的にも暑くなる季節は皮膚の炎症も酷くなりやすくなります。
夜更かしが多くなりますと体がほてりやすくなり、炎症、痒みは悪化しやすくなります。
人間の体はつながっております。
そのため、皮膚科だけでなく、内科、婦人科も同時に治療していくことはできます。
一人一人体質や自覚症状が違うため、必要となる薬草も違ってきます。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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